賃金未払いが発生していたら?
「数ヶ月間賃金の一部が払われない」「昨年から、経営難で賃金がカットされたままである」「今月は給料を払えないと社長が言った」など、賃金未払いに直面していたら。すぐに、労働相談!
経営者・社長の言うままに、ずるずると未払い賃金が増え、そして経営破綻!というケースがあります。
賃金の未払いは会社の末期的症状です。優先債権である賃金が数ヶ月も支払われていない状態は「倒産」状態といえます。
今すぐすぐに労働組合(ユニオン)に相談しましょう。
2ヶ月以上賃金が支払われないような会社や団体で働いてはいけません。どんなに忙しくても、どんなに経営者の都合や言い分があろうとも、すでにあなたは奴隷以下の状態に置かれています(奴隷でも食料と住居は保証されます)。すぐに有給休暇などを利用して、労働組合に相談を!
※友人・知人に相談をしている間に、あるいは経営者と個人で交渉を持っている間に、ただ、時間だけが経過し(未払いを起こしている経営者の中には「なんとかなる」「もう少し待ってくれ」などと時間を稼ごうとする人がいますが、未払いが発生していること自体、もう「待てない」状態です)事態が一層悪化することがあります。労働組合に加入して労使間交渉の場を持ちましょう。
2016,6,6