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職場環境問題は労働組合で解決しよう

 職場の労働環境が悪くて困っていませんか? 

 ハラスメントが起こっていませんか?

 次のような状態になっていませんか?

機械の音がうるさくて仕事に集中できない・一日中騒音の中で仕事をしなければならない。

職場の温度調節が全くうまくいかず体調を崩してしまう。

危険な物を取り扱うのに安全対策がなされていない。想定される仕事上の危険に対して対応策が立てられていない。

労災・職業病が発生している。

喫煙の煙で気持ちが悪くなってしまう(禁煙も分煙もできていない)。

職場のレイアウトが悪い、あるいは机や椅子が悪くて疲れてしまう。

モニターを休み無く見続けるので疲労がたまる。

休憩時間が十分に取れないし、休憩室も完備されていない。不衛生なところで食事をしなければならない。

セクシャルハラスメントが発生する環境がある。

 このような状況は改善されなければなりません。使用者(会社など)は、労働者が衛生的な環境、危険のない環境で健康に働けるようにしなければなりません。

 労働環境の改善については、個人個人が上司に言う形でなく、会社の組織をきちんと動かさなければ十分に改善されません。

 労働組合は、職場の労働環境改善について会社(代表者)と対等に話し合う権利を持っています。職場に労働組合がある場合は活用しましょう。

 また、職場に労働組合がない場合は、労働組合を作りましょう。組合作りが難しいときは、個人で入れる労働組合に入って会社と交渉していきましょう。

※上司による嫌がらせ(パワーハラスメント)、いじめが横行している職場についても、労働環境の問題としての視点で、会社に改善を求めることができます。

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